今、日本各地で、従来型の都市計画やまちづくりとは少し違う文脈で、小さな変化が連鎖し面的にまちに広がりエリアが楽しく変わっていく「エリアリノベーション」が起こっています。

これまで、まちは「つくる」対象だったものが、まちの衰退により生まれてししまった隙間をどう、おもしろく「つかう」か、という視点にシフトしてきたともえます。

人口減少、空き家の増加、公共サービスの低下悲観的なイメージが先行する日本の将来像ですが、私たちに必要なのは、こんな風に、この状況をポジティブに転換し、地域の魅力を再構築することではないでしょうか?

海外には日本より先に衰退を経験し、再生した街が数多くあります。今回は、そんな視点で一度衰退を経験し、そこから再生した海外の事例を調査した書籍「CREATIVE LOCAL/エリアリノベーション海外編」の著者による解説を交えながら、日本の明るい衰退像を考えます。

例)イタリアでは、空き家だらけになった街を丸ごと宿にする「アルベルゴディフーゾ」という取り組みが広がっていたり、ドイツでは、住民が空き地をコミュニティの拠点として再生する「アーバンガーデン」が注目されています。
今回はイタリアとドイツの事例を中心に、日本でも参考にしたい様々なパターンのエリアリノベーションの最前線を紹介します。

空き家・空き地を地域でシェアしたり、スローな観光で寂れた村を救ったり、建築家と住民が社会課題に挑んだりと、日本でも参考にしたい様々なパターンのエリアリノベーションの最前線を紹介します。

こんな人に来て欲しい!!
・地域おこしに興味がある人/やりたい人
・地方移住に興味がある人/やりたい人
・仲間と一緒に建てたり、住んでみたい人
・店舗や宿泊施設など、ビジネスとして活用したい人

日本はこの先どうなっていくのか?
5年後、10年後の「暮らし方」・「働き方」・「場所の在り方」を考えなければいけない時期がきているのかもしれません。
これからの日本を考えるヒントが見つかる会に是非、お越しください!!

開催概要

開催日 2018/2/6(火)
時 間 開場:19:15〜  開始:19:30〜  終了:22:00
参加費 ①2500円(トークイベントのみ) ②4500円(トークイベントと書籍つき)←200円お得
定 員 40名
申し込み https://peatix.com/event/337113/view
主 催 BETTARA STAND 日本橋
場 所 BETTARA STAND 日本橋 https://bettara.jp/contact/
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-10-1)
アクセス 「小伝馬町駅」徒歩2分、「新日本橋駅」徒歩3分、「三越前駅」徒歩5分

ゲスト 菊地 マリエ
公共R不動産コーディネーター。国際基督教大学教養学部卒業、日本政策投資銀行勤務、在勤中に東洋大学経済学部公民連携専攻修士課程修了。日本で最も美しい村連合特派員として日本一周後、2014年より公共R不動産の立ち上げ、その他、リノベーションスクールの運営、各地の再生計画の策定など、フリーランスで多くの公民連携プロジェクトに携わる。

ゲスト 加藤 優一
Open A/公共R不動産/(一社)最上のくらし舎代表理事/銭湯ぐらし主宰。1987年生まれ。東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻博士課程単位取得退学。2011年より東日本大震災の復興事業を支援しながら自治体組織と計画プロセスの研究を行う。2015年より現職にて、建築の設計企画、まちづくり、公共空間の活用、編集・執筆等に携わる銭湯ぐらし主宰。