9月7日(木)の夜。
今回は、新!?三大うどんがそろい踏み!?
あなたは一体どこが三大うどんか知っていますか??
諸説ありますが、調べてみると「三大うどん」には、香川県の「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」に加え、残りのひとつは、長崎県の「五島うどん」と群馬県の「水沢うどん」が有力候補。ここに富山県の「氷見(ひみ)うどん」が入って五大うどんと呼ばれるようです。
ですが、今回は香川県の「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」に福岡の博多うどんを付け加えた”新三大うどん”でいこうと思います。
以下がそれぞれの特徴になります。
讃岐うどん
担当:森岡友樹
香川県の讃岐うどんは手もみ・足ふみしてこねた生地を平たく伸ばし、包丁で切る「手打ち」製法の代表格です。一説には、空海が中国からうどんの製法を持ち帰り、良質な小麦と塩が採れた讃岐に根づいたといわれています。
10~15分かけてゆでた麺はしっかりコシを感じ、噛みしめるとモチッとして小麦の香りがふんわり。かつお節にいりこやさば節などを加えた、瀬戸内海ならではの香り高い上品なつゆが、麺の美味しさを引き立ててくれます。
熱々の麺と卵につゆやしょうゆをかけて食べる「釜玉うどん」や、ゆでた麺に濃いめのだしをかけて食べる「ぶっかけうどん」など、さまざまな食べ方があり、気軽な日常食として地元民に愛されています。
稲庭うどん
担当:柴田大輔
秋田県の稲庭うどんは、練る・綯(な)う(=より合わせること)・延ばす・かけるの工程を経て熟成を重ねていく、独特の「手延べ」製法で作られます。その歴史は古く、江戸時代から殿様に献上されており、昭和47年に「佐藤養助」がその製造技術や粉の配合を家人以外に公開するまでは、一般には食されることがなかったらしいです。
形状は幅2~3mmの平たい乾麺。ゆで時間は3分と短め。半透明な乳白色になったところで引き上げて、氷水でキリッと締めると美しいツヤが出ます。まずは、かつおと昆布のきりりとした味の正統派のつゆ、ねぎ、わさびやしょうがでシンプルに味わうのがおすすめ。なめらかな口当たりのあと、スッと喉を通り抜ける爽快なのど越しは、はっと目を見開くおいしさです。
博多うどん
担当:山田祐一郎
福岡県の博多うどんは、麺の柔らかさです。だしの中で麺がふんわり漂っている博多うどんは、角があり麺のこしが前面に押し出される他のうどんとは違います。だしにも独特の特徴があります。
だしのベースには必ずいりこを使用し、他に鯖、あご(飛び魚)、うるめなどの「雑ぶし」、それと昆布を組み合わせてだしを作ります。味付けには、本醸造等の甘めのしょうゆを使います。
もう一つの特徴はうどんに載せる具です。「ごぼう天(ごぼ天)」「丸天」は博多など北部九州独特の具で、戦前からすでに博多のお店では出されていました。また、丸天はうどんの器に合わせて特注のさつま揚げのような丸天を作ったのが広がったと言われています。他にも、薬味のネギの入れ放題やだしに使った昆布を佃煮にして食べさせる店が多いのも博多うどん店の特徴です。
三大うどんをめぐるトークと三大うどんの美味しさを改めて感じる夜となるでしょう。
この新三大うどんがそろうことはなかなかない!!これは食べ逃してはいけないのでは??
タイムスケジュール
開場:19:00~
稲庭うどん実食:19:05〜
自己紹介+うどんの紹介:19:00~19:10
クロストーク①:19:10~19:30
柴田さんトーク+グループワーク19:30~20:30
博多うどん実食:20:20~
讃岐うどん実食21:00〜
クロストーク②:21:30~22:00
かきあげ(懇親会):22:00~22:30(終了予定)
申し込み
http://peatix.com/event/291222/view
開催概要
- 開催日 2017/9/7(木)
- 時 間 開場:19:15〜 開始:19:30〜 終了:22:00
- 参加費 2500円(ワンドリンク付き)
- 定 員 40名
- 参加資格 うどんが好きな人
- 申し込み http://peatix.com/event/291222/view
- 主 催 BETTARA STAND 日本橋 コミュニティビルダー 柴田大輔
- 場 所 BETTARA STAND 日本橋 https://bettara.jp/
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-10-1) - アクセス 「小伝馬町駅」徒歩2分、「新日本橋駅」徒歩3分、「三越前駅」徒歩5分
讃岐うどん 森岡友樹 (もりおかともき)
うどん県生まれ。大学在学中に村上隆に見初められ10代でアーティストデビュー。
国内外で個展、グループ展に参加。「MiO写真奨励賞 ’98」
「写真新世紀 佳作’05」等の受賞歴少々。
独立後、主に企画の仕事をする傍ら不動産領域での活動も開始。
面白い間取り図を皆で眺めて楽しむ「間取り図ナイト」は全国で延べ40回以上開催しほぼ毎回完売の人気イベント。
現在は『間取り図ナイト最終回ツアー』と題し、全国47都道府県を巡回中。
又、希代のうどん好きとしてポップアップショップ『へたっぴうどん』を各地で開催。
2016年2月より、住む/住まない/買う/買わないなどに関わらず不動産物件情報を嗜むサイト「物件ファン」の運営を開始。
https://bukkenfan.jp/
博多うどん 山田祐一郎 (やまだゆういちろう)
福岡生まれ、福岡育ち。福岡県福津市在住。
実家は製麺工場で、幼少期から麺を当たり前のように食べて育ってきた。
そんな人生で生まれたモットーが1日1麺。現在、日本で唯一(※本人調べ)のヌードル(麺)ライターとして活動。
麺の専門書、雑誌、地元の情報誌などで麺に関する記事を執筆する。
著書に「うどんのはなし 福岡」。
2017年3月、麺アプリ「KIJI NOODLE SEARCH」をリリース。
ii-kiji.com
稲庭うどん 柴田大輔 (しばただいすけ)
1988年生まれ秋田県出身。鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスの運営、カフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティーづくりを仕掛けてきた経験を生かし、今年4月よりBETTARA STAND日本橋のコミュニティービルダーに着任。
現在BETTRA STAND 日本橋では主にイベントの企画を担当し、月に10本のイベントを回す。
うどんは、週1木曜日にBETTARA STAND 日本橋でランチを出している。
主催:BETTARA STAND 日本橋 コミュニティビルダー 柴田大輔