毎日食べるものはスーパーに行き、値段を見て、手に取り、品定めをして、家族が喜んでくれる姿を思い浮かべて、それをカゴに入れる。

「家族が美味しいと喜んで欲しい!そして、家計も、、、」

そんな問題を解決するイベントを開催しました!
福島県矢祭町が仕掛ける「もったいない市場」がBETTARA STAND 日本橋に出現!

「もったいない市場」とは?

福島県東白川郡矢祭町の朝採り・産地直送・土付き・ワケありの野菜や特産品の販売を、東京で提供している取り組みです。http://mottainai-ichiba.net/

矢祭町とは?

東北最南端にある茨城県との県境に位置する町。人口6,300人、世帯数2,090の小さな町。基盤産業には米、花卉(かき)、苺、夏秋野菜があります。平成20年には矢祭町特産品開発協議会設立や、全国から寄贈された約45万冊を住民たちで運営する「もったいない図書館」と、新しい取り組みを積極的に展開する町です。

イベントスタート!

イベントは午前10時からスタート。普段日中は人通りが少ない店先ですが、店内に広がる盛りだくさんの野菜を見て、フラッと入店してくるお客様もチラホラと。
美味しい野菜を食べて欲しい矢祭町の方の一つ一つの言葉は温かく、接客に熱量が伝わることで、ついつい手に取ってしまう。

それは出品している商品に自信があるから。地元農家の方が丹精を込めて作る野菜には、生産者だけでなく、届ける方の気持ちもあいまって、大きなパワーを生むのです。

お昼前後には、オフィスビルからサラリーマンの方たちが一気に路上に出てきます。野菜の彩りが生まれた空間を気にしてなのか、立ち止まる人や、ついつい店内に足を踏み入れる人も増え、賑わいが生まれてきます!

昼から夕方にかけてもコンスタントに人が入り続けて、いつものBETTARA STAND 日本橋とは違う市場空間になりました。
スーパーで購入する無機質なものではなく、生産者の想いを一緒に運んできた方と話をしながら楽しめるお買い物。
新鮮で安いだけでなく、ラベルに貼ってる値段以上の価値が生み出される場となりました。

今回の取り組みは、日本橋にある株式会社タテノコーポレーション様からご紹介いただき、イベントを開催するに至りました。
地方行政様とのマルシェの取り組みは初めてでしたので、開催日までどうなるか心配をしていましたが、たくさんの方達に喜んでいただけるイベントとなり安堵しております。

もったいない市場勤続7年目 豊田 剛 氏(左) 須藤力(すとうちから)氏(右)

BETTARA STAND 日本橋が考えるのは「地方→都会」だけでなく、今回のようなマルシェをイベント化することによって、まずはその町を知ってもらい「都会→地方」というアクションまで実行できる場作りです。

まだまだ我々の力不足でできていない部分も数多くありますが、まずは無事にイベントが終われたことに安堵しております。
次回はコト(イベント)モノ(野菜や加工品)だけでなく、ヒトにフォーカスをしたイベント作りを目指していきます。

豊田さん、 須藤さん、そして矢祭町の生産者の方々、
今回の「もったいない市場」をBETTARA STAND 日本橋にて開催いただきまして誠にありがとうございました!