スカイプ発祥の地として知られるエストニア。

人口は約130万人、国土は九州と同じくらいで、バルト三国のうちの一国の小さな国。
そのエストニアが今最先端のIT国家として注目されているのをご存知でしょうか?

エストニアでは、ブロックチェーンなどの技術を駆使し、あらゆるものの電子化を進め、電子政府を目指しています。まず、2001年からX-ROADと呼ばれるシステムを使い、公的サービスを初めとしたあらゆるサービスの連携基盤として運用しています。公式ウェブサイトによると、実に900以上の企業や組織がX-ROADと連携しており1600のサービスが利用可能だそうです。

また、2002年に利用が開始されたDigital-IDと呼ばれる国民IDカード(日本でのマイナンバーカードのようなもの)、15歳以上の約94%が保持するほどの普及率を誇り、あらゆる公的サービスが使えるようになっているそうです。日本では別々に発行され保有している運転免許証、健康保険証、医療記録、鉄道の定期券、銀行のATMカードなどが一枚のDigital-IDで完結してしまうとのこと。

そして、紙の手続きが必要なのは「結婚、離婚、不動産の取引」のみというから、エストニアにおける電子化の最先端ぶりには驚きです。

もともと、旧ソビエト連邦から1991年に独立した当時からインターネットが存在し、2014年には外国人の起業家を電子居住者として誘致する「e-レジデント」制度が開始され、日本人ももちろんその対象となっており、エストニアを一度も訪れることなく起業に必要な手続きをすべて行えるそうです。

エストニアが目指しているのは、電子国家でもあり、仮想国家。
国を領土としてみなすのではなく、情報として捉え、ブロックチェーンの技術を駆使し、未来を見据えています。

今回は「e-レジテント」の手続きを実際に日本で行い「e-レジデンシー」になった、20歳の現役の日本人大学生の千葉恵介さんに、気になるエストニア事情についてお話いただく事になりました!

この会が開催される日には、2度目のエストニア訪問を終えてさらに最新情報をお伝えできそうです。

ぜひ10/31(水)は、BETTARA STANDへお越しいただき、エストニアの目指す世界について知りつつ、私たちの住む日本ではどんなことが可能か、一緒に考えてみませんか?

クリエイティブに生きたい方、お待ちしています!

開催概要
開催日 2017年10月31日(火)
時 間 受付開始:18:30~ 開始:19:00~22:00
参加費 2,000円
※ワンドリンク付き
定 員 50名
申し込み peatix
主 催 BETTARA STAND 日本橋
場 所 BETTARA STAND 日本橋
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-10-1)
アクセス 「小伝馬町駅」徒歩2分、「新日本橋駅」徒歩3分、「三越前駅」徒歩5分

プログラム
1部 電子国家エストニア
2部 仮想国家エストニア
3部 懇親会

スピーカープロフィール
千葉恵介
1996年生まれ。岐阜県出身。
岐阜県内初の高校生ITベンチャーを創業し、翌年同社を譲渡。

「今この瞬間を生きる」をモットーに時間と場所に囚われないライフスタイルを探求しています。
今まで34カ国を旅し、多拠点でなく無限に拠点を持つという無拠点生活にたどり着きました。
現在は、「旅するように生きる」人たちが繋がり、人に会いに行く旅ができるプラットフォーム”Roamers Stay”を開発しています。

〜個人メディア〜
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCXw4UHPxKORaD-YKmO1HcHQ
ブログ:http://keisuke-chiba.hateblo.jp/

〜メディア実績〜
YouTuber News:
http://youtubernews.com/article/1379
http://youtubernews.com/article/1774

日経ビジネス:
http://business.nikkeibp.co.jp/welcome/welcome.html?

アルジャジーラ(中東のテレビ局):
https://www.youtube.com/watch?v=7KBdc7CtjeQ

モデレーター
キクチヨーコ
17歳の娘の母。BETTARA STAND日本橋コミュニティビルダー。コネクター。explorer。thing-finder。あるドキュメンタリー映画に登場する、デンマークのCohousing communityのゆるやかなつながりのある暮らしに憧れ、多様性のあるコミュニティづくりを目指し2013年ヨーロッパ4ヶ国の10箇所のコミュニティを17日間で訪問する。現在は、風の人(旅人)として刺激と自由さのある暮らしと、土の人として心地い居場所をつくることの融合を目指す。

参考記事
FASTGLOW
https://www.fastgrow.jp/articles/e-estonia
addlight journal
https://journal.addlight.co.jp/archives/trend-note-camp-8-startup-trend-in-estonia/
参考図書
https://www.amazon.co.jp/dp/B01AXRCDZ4?ref_=k4w_ss_dp_lp